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　精進麻婆豆腐
　いままで、ブタ肉を使わないで、入り豆腐をひき肉の代わりにして、ナスを入れてトマトジュースを使って、茄子精進マーボ豆腐を作っていた。
　木綿豆腐の水分を抜き入り豆腐にして、絹ごし豆腐は賽の目に切り、茄子を乱切りにしていたが、それにトマトジュースの代わりにカレー粉を入れて作ってみた。思ったより美味しくできたので、これからもう少し工夫してグレードアップしたものをしてみようと思う。

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　納豆餃子
　私の作る変わり餃子は肉を使わない精進納豆餃子。精進といっても、よく言われる精進料理ではなき、チーズなどももつかいます。作るときに、雑念を払って心身を清め慎む気持ちでつくります。殺生しないため肉は使わないつかわない。
　そのため、豚肉の挽き肉の替わりに、納豆を使います。いままで、納豆を適当の砕いて、ピザ用のチーズをさらに適当に細かくしたものを一日入前に混ぜて一日おきます。それに今まで古高菜漬を細かく切ったものを混ぜて、青紫蘇を入れものを餃子の皮に包んで焼いていました。
　ＮＨＫの番組「チコちゃんに叱られる」でパセリを題材ににしていたので、それをみて今度はパセリを入れてみようと思う。

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　朝の粥
　毎朝粥と梅干し３分の１とゴマと漬け物を添えいることを以前にも、このブログに幾度か書いた。
　粥は白粥か時々、大根か人参のみじん切りなどを入れて炊いていることを書いていたが。最近、新たにどんな具材をいれるたらいか、いままで試みて作っていた。そんなときに、近くにインドの方が経営する、本場のインドカレーの店ができ、そこで何種類かの香辛料を調合したカレー粉を数種類売っている。こんどそのカレー粉を買ってきてそれを混ぜた、カレー風味の粥を作ってみようと思う。

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　ウクライナとロシアは停戦に向けて交渉をが断続的にもたれているが、その中でロシアは侵攻を止めるようなことを言って言っているようだが。キエフ（キーウ）への作戦を大幅に縮小するとしているが、軍事的な圧力は維持したままで、ウクライナ東部の親ロシア勢力の地域方面での軍事作重視に転換する可能性もある。それにより停戦交渉で、ウクライナを朝鮮半島のように分断国家にすことを狙っているのか。そうすればプーチン大統領の当初のねらいは達成されることになる。しかも、ウクライナの中立化と北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）への加盟は放棄するとなると。停戦実現後のウクライナの経済はどうなるだろうか。
　ウクライナは東部の方が工業や経済面で発展しているが、西部の産業とは格差があると言われている。そうなれば、ウクライナは欧州連合（ＥＵ）への加盟をして経済へのテコ入れを考えるだろう。そうなればロシアは再びウクライナに侵攻を画策するおそれを排除できないだろう。

　また、ウクライナは世界の穀倉地帯であり、これから春の種まきの時期です。戦争で耕地がどれだけ荒れているかは、情報が入ってこないが春の繁忙期になるが、種まきが順調にできるだろか。支障がでるなら世界の穀物不足になるおそれがある、ますます物価の上昇するだろう。

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生物多様性　5

・杜先生　　アメリカの平原で大規模な穀倉地帯があるが、そこでは、一種類お作物を坦々と育てている。また大平原なので水資源がないのでどうしているかというと、地下から水を汲み上げて撒いているそうだ。しかし年々地下水の層が低下してい、あと数十年すると地下水が枯渇するといわれている。そなとは砂漠化するのだろうか。そんなところには、生物の多様性などはまったくなく、いま栽培している穀物も育てられなくなるだろう。
・空恵　昔の文明地帯で文明が発展していたころは緑に覆われていたが、今は砂漠化しているところもありますね。
・方濟各　カスピ海の東側にで、ウズベキスタンとカザフスタンとにまたがっている。世界で４番目に広いアラル海とうい塩水湖がある。いや在ったと言った方が正確だ。山川出版社の「６０年前と現在の世界地図　くらべて楽しむ地図帳」（二宮書店発行の高校地図帳を比べたもの）があるが、それを見ると６２年版ではアラル海があるが、現在使われてる地図では三つの小さな湖になっている（小さいと言ってもまだ琵琶湖より多きが）。なぜアラル湖が消滅しかかっているかというのは、アラル湖は、塩湖であり周囲より低く流れ出るところがなので塩分濃度が上がり続けている。それなのに湖が消滅の危機に瀕しているのは、ソビエト時代からアラル湖周辺は、綿花の一大供給地で灌漑のために膨大な水を使うことにより、アラル湖に流入する河川に水が届かなくなった。そのため、周囲の生態系も変化してしまっている。しかし、現在は北側の小アラル海は再生に向けての取り組みが進められ、生態系の回復が見られていると聞きます。河川一つとっても生物多様性に大きな問題を起すことがわかります。
・空恵　それは大変ですね。ナイル川の上流のエチオピアがダムを造ろうとしていて、同じようにナイルの肥沃な洪水が起きなくなれば、エジプトの穀倉地帯は危機に瀕するので、エジプトが反対していますね。
・杜先生　そんなところは、世界中にたくさんあるだろうし、日本の中に灌漑や水防などのために、ダムが建設されているが、それによい魚が遡上でできなくなっている。また水が少なくなった下流では生態系はどう変わっているのだろうか。
・空恵　水量の減少だけでなく、川の護岸がコンクリートで固められ、生物が育たない死の川になっているところもある。
・杜先生　しかし、氾濫などのために護岸をコンクリートで固めるのは必要なことだとおもう。
・空恵　しかし、護岸はコンクリートで固めなくても、自然の生物多様性の視点にたって、今までの水利の方法の見直しをすることも増えてきていると聞いている。今後、生物の多様性が充実していてほしいですね。
　
・ムル　そうですね。生物の多様性が失われれば、地球の生命全体に大きなダメージを受けるので、大切にして生きたいのです。

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生物多様性　4
・ムル　一言に多様性、生物多様性といっても、いろいろなことを含んでいるし、いろいろな立場でその意味するところ主張するところが違う。また、産業界など企業が生物多用性に取り組んでいると言うが、表面だけを見てそれを善意に評価するのは危険なところがある。ここに集まっておられるかたは、それについて専門外ですが何かありますか。
・杜先生　多様性と一口に言っても、同じ種どうしのなかでもそれぞれの個の多様性がり、様々な種のお互いの多様性もある。どれに絞って考えたらよいのだろうか。
・方濟各　そうそう、この地球上にイヌやサルやヒトなどや鳥や魚などの動物もいれば、動物の中のトンボやハチなどの昆虫もいる、また木や草などの植物もあり、菌や現生生物や原核生物などが生きていてい、それらはいまわかっているだけで１９０万種も存在しているという。その中でも一番多いのが昆虫で全体に半分以上占めている。昆虫以外の動物は昆虫の種の数の３割ほどだという。そして哺乳類などの動物はほぼ全種が解かっているそうだが、昆虫はまだまだ未知の種がいるといわれている。しかし、１９０万種の内で菌や原生生物や原核生物は１５％ほどだが、この菌や原生生物や原核生物はまだまだ未知の生物が沢山あるという。それははいま判っている種の数より多いともいわれているそうだ。それらをみなひとくくりにして話すのは専門外の私たちには無理ですね。歌う生物学者と呼ばれる川本達雄さんが、「生きものいっぱい豊かな地球」という歌で最後に、「多様な生き物と一緒にくらすから世界はにぎやかでこんなに豊か」と歌っている。
・空恵　先日は里山の話でさまざまな生物が互に関連し影響し合って維持されている大切さが話になりました。今回は、同じ種のなでも個体差があることにつて見てみませんか。
・杜先生　イヌやウマやウシなどの哺乳類に同じ種でも様々別種がいる。しかし、人間は人類としてホモサピエンス一種しかいない、３万年前までは、ネアンデルタール人など他の人類もいたようだが。
・方濟各　ホモサピエンスも、その住みついた生息環境にあわせてその地の環境に適応して、肌の色が違ったり目の色が違ったり髪の毛の色が違うようになっている。
・空恵　同じ種でも、同じ個体は世界中を探してもいない。人間でも、個人さがある。まずは男女の違いがあり、背の高さや太った人痩せた人がいる。同じ親から生まれた兄弟でも、一卵性の双子でも似てはいるが違う。それは、時間を遡っても過去に同じ人がいたことはない。だから、違いがありそれぞれの個がかけがえのないひとりとなる。その違いが多様性であり、川本先生がいうように豊かなのだといえる。
・空恵　私も僧として変わり者だとされているが、高山寺の中興の祖とされるも、画一的な枠にはめられた考えを脱していたからだ。ある種の生き物も全く同じ器質だったら病原菌やウイルスに冒されると絶滅の恐れもあるし、また干ばつや低温や高温などの気候が変わると、その種は絶滅してしまう恐れもある、それぞれに個体に多様性があるとその一つの個体が異質であってもれにより生きのびる可能性がでてくる。そのように多様性は必要なのだ。
・杜先生　そうだ、人間社会にも同じことがいえる。みなが画一化して同じ考えをもっていたら、指導者が間違った方向にいくと、その集団は間違った方向に走ってしまう。それぞれが多様な考えをもっていたらそれに異を唱えてその暴走に歯止めがかかる。
・方濟各　多様性がること強いということですね。

・ムル　続きはまた。

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生物多様性　番外1
・ムル　いまサクラが見頃ですね。河川敷には、サクラが咲き誇っています。お花見にでもいきますか。
・空恵　サクラが咲き出しましたね。日本でサクラと言えば、たいていソメイヨシノを想像するが、サクラには多くの種類がある。ソメイヨシノは染井吉野と漢字で書くが、人が造った交雑種でエドヒガンとオオシマザクラを掛け合わせたもです。また、日本全国で現在咲いているのは、一本の木から挿し木で分けられたもので、別の木の花と花粉媾合(こうごう)させることはできなくそれにより実生がなることはない。そのため同じ地に植えられているソメイヨシノは一斉に花を咲かせ一斉に散る。つまり、生物多様性の一種の個の多様性もない。これは、その種にとって弱いものになると言える。子孫を残すことができない、挿し木で残しても、遺伝子は同じなのでその特質は同じなので、いったん病気が発生するとすぐに同じところにあるソメイヨシノは感染してしまう。
・杜先生　同じようなものが他にもあります。満月の夜に花が咲くといわれる、クジャクサボテンの一品種の原種の一つの月下美人というサボテンがある。この月下美人は概ね日本中で同じ日に開花するといわれ、日本各地の遠く離れた月下美人と交配させても結実しないかた。ところが、昭和６０頃にメキシコから取り寄せた種から育成させた株と交配させると結実したといいます。月下美人もそれまで一つの株から分けられていて子孫を残すことができなかった。つまり種の多様性は非常に重要だということですね。
・空恵　それなら、ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクランの雑種だとういので、もう一度この二種のさくらからソメイヨシノを作り、それを従来のソメイヨシノと交配すれば実生ができその種を育て、いまのソメイヨシノよりつよく多様性なるソメイヨシノができないだろうか。

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　ことところ、いや以前から酒量が増えているので酒量を減らそうとおもうのだが、なかなか減らすことができない。
ただ、この連れ合いが週の２-３日留守をすることがあるの、その時はお酒を呑まないでいる。飲まないというより飲まないでも日々を過ごせると言ったらよいだろうか。
　連れ合いとのやりとりで、合わないことがあるがそれよりも、よく、人の悪口や愚痴を言うので、それを聞いていると気がふさぎ憂愁になり、気を紛らわすために酒量が増えてしまう。
　できるだけ聞き流すことをしているが、時々諭したり宥めなり駁正すると反駁してきたりするので、ついつい酒量が増えてしまう。
　私も歳も歳なので、酒を控えようと思っているが、意志薄弱なのでなかなかやめられない。昨今だ。

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生物多様性　3
・杜立特先生　Ｄｒドリトル
・方濟各さん　フランチェスコ
・空恵　あき めぐみ　明恵上人

・杜先生　わたしが６０年ほど前に日本を訪れたときは、外山の調和がとれてきれいだった。農耕用の用水路は草が生えているが刈られ整備され、いろいろな虫もいてその虫をたべる鳥も見られ、生物の多様性が見られた。
・方濟各　いまはどうなっているのですか。
・空恵　いまは、圃場整備により用水路はコンクリートに覆われて、草は生えていないので、虫も少なく鳥もあまりこないようです。
・杜先生　経済の発展ともに農業の近代化と工業化によて、農村部の人口の減少と都市への流出により農業への従事者の減少。農業の近代化により、今まで牛によって耕作していた農耕家畜はいなくなり。耕運機などの耕作機にとって変わっていった。それにより、農業の工業化が進み、それに伴ってそれまでいた、植物や昆虫や小動物は減少していき、生物の多様性がなくなっていいる。
・空恵　昔は、日本の里山は、自然が残されていて美しいと今の人は言う。しかし、それは本当の自然ではない、原始天然の自然ではなく、作られた管理されたもので、ひとによっては半自然と言うひともいる。生物多様性をまもることは互いの生物が共生していくことです。
・方濟各　生物の共生といっても、ノネズミとタカは食べられる側と食べる側の対立関係にあります。花とミツバチでは花はミツバチに受粉を助けてもらい、ミツバチは花から蜜をもらう。木の木の実は鳥や小動物に果肉を提供し、そのかわり種を遠くまで運んでもらいそこで芽をだすことができる。
・杜先生　生物多様性と言っても色々な考えがある。動物の福祉とか動物の権利といっても、私たち人間が考える動物の福祉や権利でもいろいろな立場や視点に立って、福祉や権利をとなえるので、それぞれの主張には大きく隔たりがある。今回議論し考える生物多様性についても同じことがいえる。ＳＤＧｓの行動目標もいろいろあるが、それらを全部完全に履行しようとすると、いまの８０億弱の人びとを養えるとはとてもおもえない。さらに、動物の権利福祉と生物の共生を重視するならなおさらい人間の数を減らさないといけないとう感じる。生物多様性があって生物の共生が実現できるが、いまの成長を前提にしている持続可能なＳＤＧｓは絵に描いた餅になるだろう。
・ムル　手厳しい杜先生の言葉が出たが、それぞれの視点での主張とはどんな視点があるのだろう。人間側に立ったものか、動物側にたったものか、成長ありきなのか脱成長なのか、それともこの宇宙船地球号の安定航行を考えてのものか。ここに今来ていただいている方は、それぞれの専門ではないのですが、宗教家とお医者さん兼旅行家の立場を離れてでもよいですので、それにつてい意見を述べてもらえますか。
・方濟各　日本に限らず世界の農業は近代化機械化が進み工場化していいる、大規模な農場では人出がいるのが昔のように低賃金で大勢の人を雇えない、雇ったとしても人件費が高くなるので、需要の要求に価格面でも量の面でも応えられない。だから、単一作物を大規模に生産をせざるを得ないいようだ。また、化学肥料と農薬をつかうわざるを得ないようになっている。一品種をそだてるので、ウシやブタやニワトリなどと同じように、そうなうと病気の発生のリスクも高まるので、農薬を大量につかうと、その投薬の耐性を持った害虫がでてくる。しかし、農薬を使っているので、害虫でないその虫の天敵の昆虫や鳥たちは減少してしまっている。そのようないろいろな問題もある。しかし、８０億弱の人口の需要をまかなえので、しかたなく生物多様性を崩すようなことしないといけないのか。
・空恵　しかし、人口をまかなうだけの食べ物を供給できないから、生物多様性を崩すような生産を続ければ、長期的に見れば一品大量生産は必ず、生物共生からは離れられないので生態系の維持ができなくなるだろう。日本の農業政策は、敗戦直後の食糧難でそれまでの、循環型里山形成の農業方針から、土地改良と開墾と大型耕地での生産、除草剤の使用や殺虫剤の使用をする欧米型の栽培技術を導入して行った。それによりそれまでの里山が失わていった。しかし、ヨーロッパや米国にくらべると一戸当たりの耕作地面積は非常に小さいです。一戸当たりの耕作地面積が小さいということは、効率が悪のだが生物多様性が高いといえる。しかし、小さい中で大規模農業の農業の工業化をしていると、その分耕地へのストレスも高くなり、土壌の回復力も低下するだろう。その解決策を考え方策を立てなくてならないです。
・杜先生　そのあたりは何かしているのだろうか。
・空恵　その点は、地方自治体に市町村が町おこしで、里山再生に取り組んでるが、人手がいることで難しところもあるようです。ただ、問題もあります。よく河原などにコスモスを植えた景観で人寄せをしているが、それには問題があります。コスモスは外来種で在来種の自生のものではにです。するら生物多様性を崩さないためにも元からあった草花ですべきです。
・竹林庵の主　わたしの父の実家は田舎で小学生のころ夏休に里帰りしたとき、風呂の窓から眺めた景色が忘れられず目にうかぶことがります。風呂の窓の先はあぜ道がありそんなに広くない畑がありその先は雑木林と山があるのだが、そこにはさまざまな植物は自生しまた、自家用の野菜などが植えられていた。農家ではそのころは食べ物は自給自足をしていました。そのような景色はもう見られなくなっているようです。

・ムル　それでは、この続きはまた改めてと思います。

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　公害での海洋生物を介しての食物連鎖により影響、水俣湾における魚の水銀汚染の水俣病が代表的なもの。海洋に放出された水銀に汚染されたプランクトンを小魚が食べ、それを中型の魚が食べそれを大型の魚が食べ、水銀は濃縮されていった。その魚を人間が食べたことにより、多くの人が水俣病に罹患し苦しんでいる。
　この食物の連鎖は、水銀に関してだけでなく、原発の放射線汚染水にも同じことがいえるのではないだろうか。
　福島第一原発の汚染水を海洋放出するよううだが、いくら希釈しても長期間にわたって放出される。また外洋なので大洋に拡散sれて広がってしまう。また放出地点では、海洋のプランクトンや小魚などは汚染水長期にわたってさらされることになる。汚染水に含まれるトリチュームはそれにより、大型の魚に濃縮され体内に蓄えられるこちになる。食物連鎖の頂点にある人間は魚の体内に濃縮された魚を食べることになる。
　一回汚染された魚を食べても健康に悪い影響はないとしても、基準以下の数値の魚であっても、長期間継続的に何回も食べると、それが蓄積されていけば、からだにどのような影響かは検証されたのだろうか。また検証それたとしてもそれは机上のことで、実証されたものではない。東電や規制委員会や政府はその点を、包み隠さずに速やかに公にして、これらの心配を払拭すべきだ。

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毎朝の散歩の途中で、わたしの桜の標準木を観ています。
ことしはなかなか蕾が膨らむのが遅かったですが、暖かくなてきたのでこのところだいぶ蕾が膨らんできました。今日見ると花弁がほんの少し見えてきている。このちょうしだと２～３日で五つほどの開花がみられそうです。

ますますあたたかくなり、過ごしやすい日々が来るのをたのしみです。

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生物多様性　2
ムル　日本には里山があり、自然に恵まれていると言うが本当だろうか、都会や人の多いところでは、人工物ばかりで自然がるとは言えない。里山には自然があるというがそれは人の手が入った自然で、またくの原生林などは日本にはごく限られたところしかないです。それらのことをどう考えたらよいでしょう。
空恵　里山には自然があるというが、ムルさんがおっしゃる通り、人の手が全く入っていない自然ではない。里山は人工的な自然で半自然とでも言ったらよいと思う。人が手を入れさまざまな生物が共生できるようになったものを里山と言いう。アメリカの大規模農場などは一つの作物しか育てていいないし、余分な植物は徹底的に排除されているので、まったく自然がない状態といえるだろう。一方里山というのは、イザベラが「奥地紀行」でさまざまな植生がそこでは育てられ生えていると書いている。それだけでなく里山では育てている植物を支えるさまざまな昆虫もいれば小動物もいる。その小動物は作物を食い荒らすものもいれば、害虫を食べてくれる動物もいる。さらに、小動物を捕食する中型の動物もいる。小動物にも畑を荒らす害獣もいれば、害虫や雑草などを食べる小動物もいる。中型な動物もしかりだ。それは多様性に富み調和のとれた生態系を里山は作り出している。
方濟各　そうですね、里山は公園とは違い、また最近町おこしや村おこしとして、河原などにコスモスを植えたりヒマワリを植えたりしているが、それは里山の自然とは似て非なるもので、そこには本当の自然がないように思う。
空恵　そうです、コスモスもヒマワリも園芸種でしかも外来種で、それらの河原は公園と変わりないですね。そこには多様な植生はなく、規格化され統一したバランスの設計のもとで成り立たせられている。里山は自然のままで放ったらかしたものではなく、里山は多様な野生の植物で構成されて植生があり、その植物に依存する多様な昆虫や動物や微生物で調和を構成されている。それが・・・
杜先生　放ったらかしは、農業の担い手の減少や政府の農業政策で耕作を禁止されたことにより、耕作放棄地になった土地ですね。そのようなところにコスモスなどを植えて土地が荒れるのを防いぐとともに、村おこしなどをしているところもあるとききます。
空恵　そうですね、それより、里山の植物は野生植物でもともとその土地の自然環境にあったもので、長い年月で自然のふるいにかけられてそこに自生しているので、植生の多様性がつくられている。それ無視して外来のコスモスなどを植えるのはいかがかと思う。
杜先生　植物食の虫や動物は、なんでもいいから植物を餌にして食べるわけではない。植物はいろいろな方法で食べられないように身を守っている。毒があったり棘や硬い殻で身をまもっている。また、昆虫や動物も人間のように何でもいいから食べるわけではない、コアラなどはユーカリの葉しか食べないが、ユーカリには青酸配糖体という成分を含んでいるので、他の動物は絶対たべない。コアラは青酸配糖体を解毒する技を身に着けて、ユーカリを独占することにより生き延びている。昆虫なども特定の植物しか食べない。それは菌類にもおなじだ、菌類は枯れた植物や死んだ動物を分解してれるのだが、それらの菌類にあった植物が生え昆虫や小動物がそこに棲むことができる。だが、外来のものをそこに持ってくると、今までのそのバランスが崩れてしまう。
空恵　そうです、だからコスモスを植えることが必ずしもよい結果になるとは限らないと言える。
杜先生　家畜やペットに餌を与えることは、人間の当然の義務だが、野生の鳥獣に餌を与えることは、餌付けになるのでよくない。奈良のシカは自然のシカではない、観光客が与える鹿煎餅や鹿愛護会の人が全国から募って集めたドングリなどを冬に与えているが、それは餌付けで鹿を準家畜化していることなる。また、ドングリ葉全国から募っているので奈良の土地に合わないものもある。そのドングリのシカの食べ残しが育っては困ることになるあるだろう。もっとも、ドングリを与える場所は芝の原っぱで、食べ残しが芽を吹いてもそれがシカが食べてしまうだろうから育つことはないだろう。

ムル　この続きはまた日を改めて。

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・化学兵器の使用
　化学兵器は第一次世界大戦で毒ガスが使用され、戦争終了後に使用禁止の国際条約ができた。
しかし、ベトナム戦争では、枯れ葉剤が大量に使われ、その後に産まれた子供に傷害がでている。
そのような兵器を、ロシアが使用する可能性もでてきた。

・生物兵器の使用
　戦争終了後もその生物兵器による細菌やウイルスが残り汚染され感染が世界中に広がる。
　小松左京の小説「復活の日」では、イギリス陸軍細菌戦研究所で試験中だった猛毒の新型ウイルス「MM-88」がスパイによって持ち出され、そのスパイの乗った小型飛行機は吹雪に遭ってアルプス山中に墜落し、ウイルス保管容器は砕け散る。春が訪れて気温が上昇するとMM-88は大気中で増殖を始め、全世界に広まり、人類は滅亡する。

・第三次世界大戦に発展
　ウクライナへの軍事物資の支援を、ロシアは兵站と解釈すれば、その経由地を攻撃するおそれがある。経由地や物資の提供国がＮＡＴＯの加盟国であり、ロシアが攻撃すれが、米国を含めてＮＡＴＯの同盟国は、ウクライナ問題に軍事介入せざるを得なくなる。

・核の使用
　劣化ウラン弾や小規模の核爆弾の使用が一発でもあれば、報復合戦になりかねない。それにより、核の冬が訪れる。

・ウクライナのベトナム戦争化
　ウクライナとロシアが終戦協定にならず、ウクライナが屈し、屈従するどして、ロシアの傀儡政権ができれば、反ロシアが抵抗性勢力を組織しゲリラ戦の内戦する。

このようなことが起きないように、両国が早く停戦し講和にこぎつけて欲しい。

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ムル　今日は次の三人の方にきていただきました。
・杜立特先生　Ｄｒドリトル
・方濟各さん　フランチェスコ
・空恵　あき めぐみ　明恵上人
ムル　先日、動物鼎談を開いて動物の虐待、動物の権利、動物の福祉などについていろいろと意見を交わしてもらいました。そこで、いまの畜産業は工場化され画一化した飼育方法で大量生産をするため、過密化しているがために飼料に病原菌やウイルスからの感染を防ぐために、病気になっていなのにに抗生物質を混ぜて食べさせれていることなどがわかりました。ただ、このことは動物だけでなく他の地球上に生物すべてにもいえることではないでしょうか。それについてまずは話していただければと思います。
杜先生　私たちこの地球に生きる、人間どもを含めて動物は自然の中で生きるべきです。しかし、人間は自分が生きるところを人工物に置き換えてしまい、人新世という言葉がうまれるほどです。この地球上に人の手の入っていないところは、アマゾンの奥地ぐらいではないでしょうか。それは、動物だけでなく植物も自然も同じようなことになているようです。よく自然豊かな里山の景観などの言葉をききます。しかし、里山は人間が作り出した生物の多様性の景観です。
空恵　そうです、大英帝国の旅行作家のイザベラ・バードは1878年に日本を訪れ『日本奥地紀行』を著わし、そこで米沢を訪れたときのことを次のように書いています。「米沢平野は、南に繁栄する米沢の町があり、北には湯治客の多い温泉場の赤湯があり、まったくエデンの園である。「鋤で耕したというより鉛筆で描いたように」美しい。米、綿、つもろこし、煙草、麻、藍、大豆、茄子、くるみ、水瓜、きゅうり、柿、杏、ざくろを豊富に栽培している。実り豊かに微笑する大地であり、アジアのアルカデヤ（桃源郷）である。自力で栄えるこの豊沃な大地は、すべて、それを耕作している人びとの所有するところのものである。彼らは葡萄、いちじく、ざくろの木の下に住み、圧迫のない自由な暮らしをしている。」高梨健吉訳（平凡社ライブラリーP218）と書いています。
方濟各　なるほど、イザべラ・バードどが米沢を訪れたころは、日本の里山このようにエデンの園のような、生物の多様性のあったことがわかりますね。私はイタリア人だが父がフランスが好きで、フランチェスコとなずけたのですが。フランスの庭園とイギリスの庭園とは大きく違います。フランスの庭園はハッキリと区画を分け整備して花を植えます。しかし、イギリスの庭はあらゆる花草を混在させその調和を図っています。イングリッシュガーデンといい、自然美をたたえる庭づくりをしますね。
杜先生　よく、イギリスのカントリーサイドは美しい。そこにはイギリスの素顔があり、絵画のような風景が広がっていると、いわれますね。
空恵　しかし、いまの日本の里山はイザベラが訪れたころとは大きく違ってしまっている。なかには、アメリカの大規模農場のように、田畑は真っ直ぐに整備され、用水路はコンクリートで固められ、無機的になってしまっているところがおおくなっている。それにより、以前にはみられた、メダカやドジョウやカエルやゲンゴロウなど多様な生き物が棲息していたが、コンクリートによりそれは住む処を奪われて駆逐してしまっている。そのため雑草が生えやすく害虫も発生しやすくなり、そしてそのため化学肥料や農薬が大量に使われている。
方濟各　それはつまり、畜産工場と同じで、農業も工場化してしまっているということか。
杜先生　しかし、需要を満たす供給をするためには仕方ないことなのだろうか。
空恵　いまＳＤＧｓの目標12「つくる責任、つかう責任」。１４、１５の「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさを守ろう」を掲げています。これは、イザベラのころの里山、また里海への回帰をいっているようだ。
杜先生　都会に住んでいると感じないが、それが生物多様性とその共生の重要性があるんだということを感じる。

ムル　この続きはまた日を改めて。

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　オオカミは有史以来悪者扱いされてきた。同じ犬科の動物だが、イヌは人間に媚びる道を選び、人間と共存する道を選んだ。しかし、それにより極地ではイヌ橇を引かされる。先進国ではイヌを人生のパートナーとして飼われているが、そのい一方捨てられるイヌもいて、収容所で殺処分され、あるいは人なつこいイヌほど様々な実験台にされる。しかし、オオカミはそのようなことはない、大自然を優秀自適に過しているが、時に有害獣とし狩られてしまう。それにより、日本では明治期にオオカミは絶滅してしまている。
　日本では、オオカミは二種類が棲息していた。一つはエゾオオカミでもう一つは本州以南位棲息していたニホンオオカミだ。
　エゾオオカミは主にエゾシカを捕食し、アイヌからホロケウケカムイ(狩りをする神)として崇敬されていた。一方、ニホンオオカミは、人を襲うこともあり恐れられていたが、一方で農耕をするうえで、畑を荒らすシカ・イノシシ・サルは害獣であり、それを捕食してくれるので、畑と農作物を守る、農業の守り神となっていき、「お犬さま」として親しまれ敬われてもいた。それ以前の、縄文時代の遺跡から、ニホンオオカミの頭骨や牙が縄文時代の遺跡から出土している。それにりオオカミへの信仰があたことが窺える。日本歴史においても蘇我馬子が生きた飛鳥時代には、飛鳥で多くの人を襲い恐れられていた獰猛な狼がいたという話が残っている。また、三峯神社には、大和武尊が山中で迷ったとき、白いオオカミが現れて道案内をしたという伝承もある。大和武尊は道案内を果たしたオオカミに「これからは真神としてここに留まるように」と命じ、それ以来、ニホンオオカミは大口真神と呼ばれるようになった。
　一方ヨーロッパでは、牧畜が盛んなちいきでは、ヤギと羊をなどの家畜を襲うものとして恐れられていた。また、遊牧民はオオカミに対して「敬意をはらうべき好敵手」傾向もあった。
　日本でのオオカミのイメージが悪くなったのは、明治以降の教育で、グリム童話の「赤ずきんちゃん」とイソップ物語の「オオカミ少年」などのせいだろうか。

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　ロシアがウクライナに侵攻するときに、プーチン大統領がロシアは世界一核大国だとのべて核に使用も辞さないようなことをほのめかし、ウクライナや西欧を脅しました。
　それに、日本の自民党の右派やタカ派は色めき立ちだしている。安倍元首相はアメリカの核兵器を日本に配備して共同で運用する「核シェアリング」=「核の共有」政策に改めて言及しまし。高市早苗氏も米軍の核持ち込みの容認する発言を繰り化している。維新の会も「昭和の価値観を改める必要がある」と言い、維新は核共有や非核三原則の見直し議論を政府に求める提言をまとめのたまいている。
　「核シェアリング」=「核の共有」は、冷戦時の大国が核を持つことにより抑止力になろうという理論のハードルを一気にさげ、誰もが使いしゃすく使えるものにしようとものにほかならない。

　核の共有をのたまう前に、日本は軍事面において、日米安保条約それ附随する日米地位協定による、米軍の属国となる現状を独立国としての自尊の条約、協定に改定しようとしないどころか、その属国状況をより強化することになるような発言です。
また、欧州の北大西洋条約ＮＡＴＯに加盟するようなこともいっている。つまり、ＮＡＴＯ加盟国を攻撃されれば、同盟国として日本は参戦するということです。
　高市はロシアのウクライナ侵攻で、核についてのプーチン大統領の発言を受けてか、非核三原則に例外を認めるべきだなどと、たわけたことを口にしだしている。

　つまり、改憲派は、ウクライナ危機に乗じて、「憲法９条を変え、敵基地攻撃能力を持ち、核を持つ」と言う『力の論理』です。これは、国連憲章はもちろん、日本国憲法でも許されない議論以前の問題だ。

　一刻もはやく、米軍属国状態を作り出す、日米安保条約と日米地位協定を互いの独立国としての地位を尊重する対等のものに改定すべきであり。あらゆる国と平和条約を結び、中立国としての外交姿勢を国際社会しめすべきです。

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　ロシアがパラリンピック中に、ウクライナに侵攻した。聞くところによると、中国の習近平主席はロシアのウクライナ侵攻を事前に察知してか、プーチン大統領に冬季オリンピック終わるまで、ウクライナへの戦争を開始をしないように申し入れたという。しかし、少なくともパラリンピック終了までとは言わなかった、習主席がオリンピックといたのはパラリンピックを含めてのことかは判らない。結果的にパラ会期中に軍事侵攻をしたのは史実として残ることになた。

　ロシアが冬季五輪会期中の軍事侵攻を控えたが、冬季パラリンピック会期中に軍事進攻をしたことは、障碍者を健常者と同等な人としてみていないとも受けとめられる。
　ヒットラーが障碍者を役立たずのお荷物だとする、優生思想による障碍者と健常者や優秀な人を区別をし、障碍者を役立たずお荷物として虐殺していった、その考えと似ているところがあるようにも思える。さらに、ヒットラーは障碍者区別による虐殺を発展させ、その優生思想を民族や文化にも優劣をつけ、ユダヤ人へのホロコースト*へとなっていった。

　ならば、この五輪とパラリンピックへの配慮の違いは、ロシアや中国は優生思想を、いや両国に限らず多くの国で、近年優生思想信奉者が増えているようだ。しかも口ではあるいは形では優生思想反対を装っているが、言葉の端々にその考えが垣間見窺えを感じ取ることがある。
　とくに、近年の遺伝子工学や人工知能の発達により、それについていける人それに取の残される人。また、経済格差により貧困から抜け出せない人への生活保護政策や、年金生活の高齢者への偏った見方が増大している。

　ロシアのウクライナへの軍事侵攻は許されないのは当然だし、それよりさらに、五輪とパラへのロシアのとった行動はなお許されないものだ。

　* ホロコーストの原義はユダヤ教で神に獣の丸焼きを奉げ供える物　転じてナチスのユダヤ人虐殺を指す。

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スタートレックの第２シリーズ新スタートレック（ＴＮＧ）のシーズン５の最終話と６の第一話の「タイム・スリップ・エイリアン前篇.後編」に、１９世紀の作家マーク・トウェインこと、サミュエル・ラングホーン・クレメンズが登場する。
５００年前の地球に異星人が居た痕跡が見つかり、正体不明の時間の歪みが発見され、１９世紀にタイムスリップして話は進む。だがクレメンズは、はずみで宇宙船エンタープライズに転送されてしまう。そこで、トロイとクレメンズにやり取り。
クレメンズ：「ドイツ人やポルトガル人もそう言っては、ほかの国を侵略しとった。今そこですれ違ったあの、肌の青い男。彼はきっと、奴隷として連れてこられたんだろ。」
トロイ：「探索によって出会った何千という種族の一人です。みんな惑星連邦に加わり、平和に暮らしていますわ？　自分の意思で乗船しているんです。」
クレメンズ：「しかしこんな船に乗っているのは、恵まれた一部の者だけだろう？　あんた方はここで贅沢な暮らしをしてるが、ほかの者たちはどうだ？　貧しい暮らしを、強いられてる者は。」
トロイ：「地球に貧困はありません。撲滅されたんです。それによっていろんなものが解消されました。例えば、人生に対する絶望。」
クレメンズ：「いいかね、私は一部の者が権力と富を独占し貧しき者を押さえつける時代から来たんだぞ？　人生に差別や不条理はつきもんだよ、権力が覆されるなんて考えられん！　それが未来では、すっかり変わったと言うのかね？」
トロイ：「そうです。」
「ああ…。やあ、まそれなら…葉巻が手に入らないことぐらい、よしとせねばならんかな？」

　２３世紀の未来は、スタートレックでトロイが言ったような社会になるだろうか。

　しかし、２１世紀の現在、富めるものと富まざるものとの格差がひろがり、後発の国は、さきに豊かなになり、安全で豊かで衛生的な国に犠牲の上と搾取され、不衛生で飢えに苦しんでいる。それがいまの経済成長の正体ともいえる。
　経済成長という尺度での発展は、必ず貧困・飢え・渇きが増大している。そして生態系の荒廃が拡大し、そしてそこで暮らす生き物は移住を余儀なくさせれている。それは見棄てられ使い棄てられる生き物が増えている。その一つの原因は市場経済の原理主義のによるグローバル化した資本主義によるもの。そしてそれは生き物の権利を蔑ろに犠牲にし、企業活動の権利を法律で正当化しているかだ。このことが続く限りスタートレックのトロイが述べたような世界は訪れるだろうか、いなや欲望の資本主義では無理だろう。

　確かに資本主義経済により、世の中は豊かになり発展してきた。しかし、それにより、現在の経済は大量生産・大量消費・大量廃棄により利潤追求の視点で動き、利己主義の罠から逃れられないでいる。それにより、本来重視すべきの、自然の経済や生命持続の経済を蔑ろにし犠牲にしている。自然というものは互いに複雑に絡み合って、再生されていくもので、それを意図的にコントロールできるものではない、それを技術の進歩科学技術の発展でコントロールできると勘違いしている。
　また、市場原理導入のなのもと、公共的な事業や福祉事業などが、金儲けの対象とされ、市場経済の原理が導入されている。それは競争原理によりサービスが向上するとしているが。現実は民営化されると利潤を得なくてはならないので、採算があわない事業は切り捨てられ行われなくなり、それら地域や事業はサービスは低下してしまう。

　大量生産により価格の低下をなしとげ、大量消費は大量廃棄と浪費と環境破壊を招く。また、大量生産には搾取により犠牲者がそこにはいるのだ。
自由資本主義競争の経済社会では、クレメンズのいう、一部の者が権力と富を独占し貧しき者を押さえつける時代は永遠に続くだろう。

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動物園　水族館
ミイヤ　動物園にいても、ネコやイヌはいない、珍しいイヌやネコでもいない。ペットショップに行かないと見ることができない。また、ウシやブタやニワトリも見ることができない。畜産場いかないとそれはいない。また最近は狂牛病や口蹄疫などの感染症対策などの理由で、見学をすることができない。つまり、人間の身近な動物ほど見ることができない。動物園にいる動物は本来そこにいるべきでない動物が収容されていることになる。遠く離れた国の自然の中で暮らしていたのを拉致されてこられたものだ。
　昔に比べて動物園の動物の待遇はかなりよくなっている。むかしは、檻の中に閉じこめられていて、まるで凶悪な犯罪を犯した囚人のようだった。最近の動物園は檻がなかったり広い囲いの中でその中を自由に動けるようになっている。動物福祉の５つの自由がある。・飢えや渇きからの自由　・不快からの自由　・痛み、外傷や病気からの自由　・本来の行動する自由　・恐怖や苦痛からの自由、だこれらのかなりの部分は以前のただ、見せるだけの動物園からかなり改善されているが、まだまだ不充分だ。
キーキ　まずは、野生動物の飼育が許される条件というものはあるのだろうか。私が動物実験の標本にされることが人間のためになり許されるという論法になる。野生動物を見世物にするのは許されないことだ。失礼だがミイヤさんなどネコやイヌなどは１万年以上も人間と伴に暮らして、その野性性は薄れてしまっているだろうが。さっきまでさサバンナやジャングルで暮らしていたのが、拉致されてしまい狩りをすることもできなくなる。お腹を空かして苦労して獲物を得るのと、苦労せずに食べ物が目の前に与えられるのとどちらがよいか。確かに後者の方が楽ちんだが。生きるための生と老と病と死の四苦があってこそ生きがいでありまた楽しみであるはずだ。それを奪うのは生きる屍のようなものだ。
杜先生　私がきくところによると、世界の動物福祉を重視する空気の高まりは、1960年代から70年代の環境保護意識の高まりは互いに呼応していようだ。アメリカではアトランタ動物園のゴリラやワシントン州タコマのショッピングセンターで飼われたいたゴリラは、１匹だけで飼われ独房状態で飼育されていた。アトランタ動物園は展示施設を草木の生えた放飼場に全面的に改装され、ショッピングセンターのゴリラはアトランタ動物園に引き取られるなどしている。この頃からゴリラの飼育管理方法の大幅な変化と施設の見直しが世界中で広がっている。
竹林(この会談場所の嵐山の庵の主)　私が学生のころ大学の横にある上野動物園のゴリラは、見物客がゴリラを見ると自分の糞を見物客に投げつけていた。それはゴリラな狭い檻の中に閉じ込められ見世物にされているのでストレスが溜まっているからだ、ゴリラは霊長類でデリケートなのだということだ。それは拷問に近いと言えるだろう。
杜先生　ゾウなどの本来の棲息に近い状態で飼育するようになている。本来ゾウはオス以外は家族の群れで暮らすのだが、動物園では単独で飼育されていたが、広い飼育施設をつくり複数個体で飼育をるのが原則になってきている。
　鯨類のイルカやシャッチについても、イルカショーの廃止やシャチの飼育を止めるところも出てきているときく。動物ショー知られたサーカス団リングリングブラザーズ・バーナムアンドベイリーは、動物愛護団体からの抗議で廃業している。
　欧米では市民運動が活発で、一般社会からの批判にさらされ、運営体制も施設もそれ応えるよう進化を続け、展示や飼育管理方法が動物福祉への視点が重視されている。しかし、日本では動物園へ市民運動の批判がないので、アニマルウェルフェアへの取り組みは遅れている。
ドナドナ　それは、動物実験や畜産工場でのアニマルウェルフェアと同じだ。動物園や水族園などはアニマルウェルフェア為されていると思っていたが大差ないのか。
杜先生　動物園の役割の世界標準として４つのポイントがある。それは、レクリエーション、教育、研究、野生生物保全だが、これは人間中心主義に基づいたもので、過去のものであるべきだ。そもそも日本は公立動物園が多いので、行政指導によりアニマルウェルフェアでの経営が遅れている。私営の施設では行政命令で飼育環境を改善するよう命令し従わなければ処分できるが、公設公営なのでそれが有耶無耶になってしまっている。
キーキ　そうなのか、日本の動物園の園長さんは、公立なので行政人事の慣習に従って行政職の人がトップになるのが多い。しかし、欧米では基本的には生物学者か獣医が園長をして、飼育員も学芸員の資格を持っていると聞く。
ミイヤ　それでは、欧米と日本の動物福祉の取り組みは広がる一方だ。
　冒頭に動物福祉の５つの自由があるといったが、もう少し詳しく言っておきた。
　・飢えや渇きからの自由 ─ 各動物にあった十分な量の新鮮な食糧と水へがいつでも飲めること。
　・不快からの自由 ─ 快適な休憩エリア、プライバシーエリアや日陰/日向、眠るための場所。
　・痛み、外傷や病気からの自由 ─ 定期的な診察による痛みやケガ、病気とは無縁の生活の保障。
　・本来の行動する自由 ─ つまり、それぞれの種にあった野生本来の生活に近い環境の提供。
　・恐怖や苦痛からの自由 ─ 動物たちに敬意をもったやり方で物理的・肉体的・身体的とい精神的・心理的な面を共に健やかな生活を守ること。
しかし、人間は口ではこのようなことを言うが、多くの人は聞く耳を持たないか、それとは逆のことをしていたりしている。欧米では消費者の意識がたかい。しかし、日本では杜先生が言うように、消費者の意識が低いというより、動物虐待の上に日本人の日常生活があることに対して無知なことで、消費者運動がたかまらない。
杜先生　そうなんだ、ひどい人は動物福祉や動物の権利を訴える人を攻撃する人もいる。また、動物実験や畜産工場をなくすとういなら、原始時代の生活に戻れと言うひともいる。それなら、私は言いたい、動物を虐待しつづけるなら原始時代の生活の戻ることをあまんじてよいと。

ムル　それではそろそろ、字数の多くなってきているので。終わりにしたいと思います。

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　革製品の手入れにドイツバイヤスドルフ社の「ＮＩＶＥＡ　ニベア」などの、スキンケア―クリームがよいと、革製品の手入れのプロが語っていた。特段に革製品のクリームを買わなくても身近にあるハンドクリームで充分だという。しかも布につけて革に擦り込むより手につけてての温度で革製品の革に擦り込むのがよいという。そして最後に余分なハンドクリームの油分をストッキングで取り除くのがよいらしい。
　革製品の手入れをすることにより、革製品の浪費をなくし人間のために肉を提供され、革を提供されたのを大事に使うのが、命を奪われたウシやブタの供養にもなるだろう。大切に使いたいものです。

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　カメレオンは左右の目が別々に見つめることにより獲物のありかを探すことをする。カメレオンは獲物を捕らえる方法は、自分の体長よりも遠いところにいる虫に向けて舌を伸ばして食べる。このとき、考えれば延当然だが、左右の目は虫に焦点を合わせて、虫までの距離と方向を把握すして、舌を虫に向けて伸ばすというより発射して、虫を捕獲する。
　カメレオンといえば、体の色を環境に応じて変えることで知られて、両目が別々に動きそれぞれの目は別々に１８０度以上の視野があるので知られているが、獲物を捕らえるときの両目を一つにするのは改めてなっとくさせられる。
　人間の世の中の動きを見るときは、一つの考えの囚われずに視野を広くし多方面な視点から物事を見つめて考えることが必要だ。しかし行動を起こすときは、考えを一つにまとめてねらいを一点に絞ることが大切です。いろいろな事に気が取られては、目的を果たせない。
　いま、情報が氾濫しているなかでこそ、カメレオンが３６０度の視野をもって、不要な情報は排除して考えをまとめ行動を起こすときは一つの狙いに絞らなくてはことを考えさせられる。

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　このブログで動物の権利・福祉、アニマルウェルフェアにつきかき、私たちが今の生活をする上で、動物の犠牲の上で成り立っているいることを考えさせられた。また日々の食事も生き物を殺生しない、菜食主義者でないかぎり生き物を殺しあるいは虐待のはてに命を奪って、命を継いでいる。
　ところで仏教では殺生を禁じている。その五戒の第一番目に「不殺生」がきている。では生き物の命を奪うとどうなるのか。平安時代の天台宗の僧侶「源信」は、『往生要集』で生きものを命を奪ったものは、「等活地獄」地獄に堕ちると顕している。それによると、鋭い嘴や鉤爪や杖や棒で腸を啄まれつつかれバラバラに肉を切り裂かれ、塗炭の苦しみを味わうが、朝になればからだわ元通りになり、それを何度も繰り返される地獄に堕ちるのは、生きものを殺したひとが堕ちる。地獄は人間界の５０年を一昼夜とし、それが５００年続く。

　ギリシャ神話のプロメーテウスは、人間を哀れんでゼウス目を盗んで人間に火を渡すが人は火を基盤とした文明や技術など多くの恩恵を受けるが、ゼウスの予言通り、その火を使って武器を作り戦争を始める。ゼウスは権力の神クラトスと暴力の神ビアーに命じてプロメーテウスをカウカーソス山の山頂に磔にさせ、テューポーンとエキドナの子である大鷲に生きながらにして毎日肝臓を啄ませた。不死のプロメーテウスは塗炭の苦しみの拷問が３万年続く。
　殺生をしたり動物を虐待したりすると、死後、迷妄の世界である三界・六道の間で生死をくり返す、流転の輪廻転生が繰り返されるのだ。
　それを思うと今までのわたしの人生はなになのか、これからその過ちを浄罪するにはどのようにすればよいのかをかんがえさせられた。
　肉を食べないでおくことはできても、動物虐待の結果により製品化した日常用品は使わないでおくことができない。あがなうことができるだろうか。

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　ロシアがウクライナに侵攻して、両政府の発表が異なるのは、特に戦争時の情報戦ではよくあることだ。それにより日本は大本営発表などの苦い経験がある。国民は戦争継続を主張する軍部などに踊らせてしまった。
　フェイクニュースが、意図的か組織的かを問わずに、ＳＮＳ(Social networking service)に紛れ込んで拡散している。しかも、まことしやかに動画や画像がつけらっれている。中には、正反対の意見や主張なのに画像が同じものが使われていたるものもある。また、全く関係ないものが使われていたり、映画やゲームの画像が添付されたりしている。
　スマホなどでいろいろな情報が飛び交っているが、それらを鵜呑みにせずに、嘘か誠かを見極めるようにしたい。

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動物の権利福祉４
ムル　問い合えず動物の福祉についての話しは一応今回で終わりにしたいとおもいます。どうすれば私たちの動物の権利を人間にわかってもらえるかなどについて、みなさんのご意見を聞きたいとおもいます。またこの、キーキさん、ミイヤさん、ガブガブさん、ラクラクに限らず、杜先生やドナさん、バンビさんも参加してください。
杜先生　動物の福祉を考えるうえで、一番の要因は人間の欲望により大量生産・大量消費・大量廃棄からくる、人間中心主義からくるもので、宇宙は１３８億年前の爆発により誕生し、太陽系。地球は４６億年前に、その１０億年後の３６億年前に一つの生命の誕生した。わたしたち地球上のあらゆる生命はその子孫でもあるんだ。
　それはこの宇宙船地球号は、一つの世界であり一つの家族である。そのことを忘れてはならないのだが。人間は、自分の欲望を満たすために、自分たちだけが所有する正当な権利があるとし、あらゆる物を所有しようとすることから、躊躇なく動物の権利を剥奪することを正当化している。
キーキ　アメリカ大陸の先住民や北海道の先住民は、あらゆるものは自然のもので、人間のものではなく、大地や動物や植物は、売り物ではないと考えています。しかし、人間は地球を所有できるものだと考えている。それにより地球の各地に住む人間の文化や集団の、独自性・文化の多様性・生命の多様性、それぞれの生業を破壊ししている。
ミイヤ　わたしの飼い主をみていると、そのようなことを考えず、いまの自分の生活が豊かで便利なことに満足してそのようなことを考えてない。いやそのようなことを考えることをわざと避けている。なぜなら、考えると自責の念を感じるし、考えて行動を起こすと自分の生活が不便になるからだ。わたし自身も飼い主が改心して行動を起こすと、わたしのペットフードでなく、いまのとは違う物になてしまうので困るんだ。
キーキ　しかし、あなたの本来あるはずの野生の心は捨ててしまうことになるよ。
ミイヤ　もうすでに、人間に飼われるようになり、１万ねで何百世代になるんで、本来あるべきの野生の心を忘れてしまっているんだからしかたない。
バンビ　人間の説話に「キツネとサソリ」*という話がある。そんなに野生の心がなくなってしまうとは思わない。私たち奈良のシカもコロナで観光客が減り、鹿煎餅が食べられなくなったが。奈良公園の草や近くの道路の街路樹の葉などを食べるための、以前より行動範囲が広がり世界も広がったんだ。ミイヤさんも行動を転換すれば変わるよ。ミイヤ　確かにそうだが、それによる生活の変化がどのようなものかわからないので、いまの方が安心でいれる。
キーキ　間違っているとわかっていても、行動を変化させると、その変化により未知の違うことが起こるこちに不安にないり、今までどおりをでいつづけようとする。どうしたら、人間中心主義からの転換ができるだろうか。
ダブダブ　この宇宙船地球号で生活するに、一つの世界であり一つの家族という意識を持つことが大切だ。
キーキ　しかし、人間は宇宙船地球号であるノアの箱船に住んでいることを自覚していないんだ。だから、人間の豊饒な社会は動物の生きる権利の排除と強奪・掠奪からきている。それは人間の過去の豊かな文化を欠乏させ画一化し、人間・動物を含めてその生態環境を破壊し、文化を奪い取って一極の枢軸に集中させてしまっている。それは動物の権利福祉を収奪するばかりか、人間社会においても、勝ち組と負け組の分断を起こしている。しかし、人間の収奪された負け組はそれに甘んじて僅かな儚いトリクルダウンで満足している。人間よくもそれで満足できるものだと感心しているんだ。
ドナドナ　人間の食べる食肉は益々増える一方だ。食肉なるわたしが言うのも何だが、オオカミがシカを食べたり、ライオンがシマウマを食べることが悪いとは言わない、同時に人間がウシの肉を食べるなとも言わない、しかし、皿の上に乗っている肉がどのような過程であるかを知って欲しい。
ダブダブ　あの過酷な畜産工場のゲージの中を少しでも知って欲しい。しかしそれは畜産業の猿轡、薬の化粧品の化学製品の猿轡として、それについて話すことは禁忌されている。だから、皿の上の肉を躊躇い無く笑顔で食べることができるんだ。
キーキ　現在の、人間の人口では理想とする畜産では、需要を賄えないので、いまの畜産工場での肉の供給は仕方ないと人間と考えている。私たち動物の本来ある福祉権利について思い遵守すれば、需要を賄えずまた採算もとれないのでこのような非道な扱いを私たちは受けるのだ。
ドナドナ　つまり、動物の権利や福祉を考えない人間中心主義にとりつかれている、それにより冷酷な人間となっている、それに気がつかない人間は哀れな生き方をしているんだ。
杜先生　人間はあらゆるものの所有権をの尊重を主張し、このウシは自分が品種改良したので占有する権利があるとし所有権を主張する。動物だけでなく植物の種子などの品種改良をしたからとその所有権を主張し独占しようとする。いまや人間は、生命ある動物や植物を工業製品と同じものとしか見ていないようになっている。それが、畜産工場であり農業工場を正当化して所有権を独占する。それは神が死にその結果いつまでも人間以外の生命をコントロールし支配できると勘違いしている。
キーキ　実験動物を実験者は、進んで猿轡を嵌めているようだ、実験室でホロコーストの実験しつで残虐限りのことをしても、家族とあるいは恋人と笑いながら、実験室でしたことが無かったことのように、テーブルの上に置かれているステーキを食べている。まるで残忍で無慈悲な人に見える、しかしその市井では善良な市民と評価されている。ラクラク　わたしは酪農の狭いケージの中で身動きができないので、足腰は弱り精神的にも不安定になり、乳のでがわるくなる。すると人間はわたしを伸び伸びできる草原につれていってくれて放牧するのではなく、獣医がきて薬を打ったり食べ物に得体の知れないものを混ぜている。
ミイヤ　ひどいな、人間はもし自分がそのようなことをされたらどうなのだろう。犯罪を犯し独房に閉じこめられている人も、運動の時間があり時間に縛られているが自由の時間ある。わたしの飼い主は家の中でかっているが、自由時間ばかりだ。
キーキ　それはあなががペットだからだよ。動物実体の猿轡のはなしがでたが、このところ、人間界では、説明責任とか言語化しろとか視覚化とか透明性を高めろとかいわれている。しかし、動物に対してはその反対のようだ。動物には感情や意志がないまひどいのには痛みを感じないなどと本気で信じ、自分の行いを正当化する人もいる。それ自体人間は動物には権利や福祉は必要ないと思っているあらわれだ。
杜先生　私たち人間は、動物の生きる権利や福祉のことを今まで疎かにしてきたことを振り返り、反省しなくてはならないんだ。この地球にあるあらゆる現象は互いに関連し合っていることを、人間はわすれているのだ。特に生き物については互いに影響し合っているので、動物実験のような人間中心主義の考えにより、その生命を蔑ろにしさらに、その実験をする人、またその実験により生まれた製品を、何も知らないからと使うことは反省すべきだ。わたしが、１００年前にアフリカに行ったとき、そこの人たちは自然と共に生きていたが、いまは、欧米の科学技術により一変してしまている。さらに今日、科学技術が発展しＡＩが急速に発展し人間は自分で考えなくなっている。このことは、いまの動物の権利を気にしない風潮がさらに酷くなるか心配している。そこで、今回ここでいろいろ話された方々は、もっと主張していくべきだと考えているんだ。
　それには、いまの極度に発展した科学技術に一歩距離を置くことのように、動物とも一歩距離を置くのがよいだろう。


ムル　だいぶ長くなりましたが、と応えずこれで一先ず置きたいとおもいます。また、いずれ、動物の鼎談をしてみたいと思います。お楽しみを。
あっ！　ひとつ忘れていた動物虐待がった。それは標本展示をしている。動物園や水族園や植物園での生物です。それを最後にしたいです。

*　キツネとサソリ
一匹のサソリが川岸を歩いて、何処かに対岸に渡れるところはないかと探していました。
すると、一匹のキツネがやってきたので、サソリは、「俺をおぶって向こう岸まで連れていってくれないか」と言いました。
すると、キツネは泳げないサソリを見て、「冗談だろう。お前は川の中程にくると、俺を刺すに違いない、そうすると俺は溺れてしまう。」と言いました。
そうするとサソリは、「よく考えてみな、お前を刺してしまうと、この俺まで溺れてしまうしまうじゃないか」
キツネはその話を聞き、もっともだと思い、サソリを背負って川を渡り出しました。
川の中程に来たころ、キツネは背中に激痛を感じました。キツネは毒が身体に回る中、サソリに尋ねました、「どうして刺した？ 君も溺れてしまうのに」
サソリは哀しそうな声で答えました。
「本能なんです。」

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　３月も半ばになり、夜が明けるのもだいぶ早くなっり、わたしの住んでいるところでは５時３８分だ。
わたしは、今は夜明けの遅いこのところは、５時２５分ごろに家をでて、運動公園までウォーキングをしていると、運動公園い着くころは今まではまだ、真っ暗だが今はすっかり明るくなっている。
　そこで、朝の運動として太極拳をしているのだが、今までの真冬のころは真っ暗の中でしていたが、今はすっかりと明るくなった中でしているで非常にやりやすい。
　太極拳では視線の定めを重視して眼法という。
太極拳は目から始まる動きを重視する。多方向を見ることの出来る目が円方目と言われる眼法です。後は手をかざして動かすときにまず目の方向を向けます。目の動きはとても大切です。目につられて動くことを太極拳では眼法という。このとき、暗かったら視線の先を定めにくので、からだのバランスがとりにくいが、今は明るいので視線を定めやすいので身体のぐらつきもない。これから、朝の太極拳がたのしみだ。

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ロシアのウクライナへの軍事侵攻
　プーチン大統領がウクライナに対して、アメリカ・カナダ・西欧諸国の軍事条約の安全保障同盟機構である北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟の動きに強く警戒して、武力行使をちらつかせていた。しかし、多くの見方ははロシアはウクライナへの軍事侵攻はしないだろうとの見方だった。侵攻してもクリミアを併合したように、ウクライナ東部の親ロシア派と内線が起きている地域に限られるとみていた。しかし、ロシアはウクライナ全土に侵攻するかのようだ。また、ウクライナの核施設をも攻撃を厭わないでいる。
　欧米諸国はロシアのウクライナ侵攻に介入することは、ＮＡＴＯの範囲を超えてしまい、ロシアと欧米と戦争に成りかねないので、軍事介入を控えている。ロシアもそれを見透かしての軍事侵攻をしている。
　ウクライナやＥＵ諸国とロシアは、これ以上にＮＡＴＯの東進をしないとしていたが、ウクライナがＮＡＴＯ加盟への動きがあるので、ロシアは居た堪れない状況に追い込まれての軍事侵攻とも見える。８０年ほど前の日本の用にも思える。また、ロシアはウクライナへの固執した行動をとると、ベトナム戦争のようにないかねないように感じる。
　いずれにしろ、この最大の犠牲者はウクライナの市井の人たちです。このことから、いくら自分の中で正当化できるからとロシアの暴挙は許されないだろう。しかし、これにより、ロシアの権威と信用は失墜することにより、世界の枢軸は米国と中国の二国なるだろう。しかし、中国は、ロシアへの影響力を強め、ロシアのウクライナ問題への行動をなだめることができれば、ますます中国の存在感は強まるだろう。しかし、中国が唐の時代のようになるには、まずは中国のいまのよな権威主義的な専制主義からの転換をしなければならないだろう。中国のその改めがこれからの、アメリカのような欲望の自由主義ではなく、地球の安定と継続に繋がるだろう。

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動物の権利福祉３
ミイヤ　ちょっと待ってください。ガブガブさんは人間が食べるため飼育した動物より、野生動物を食べる方がよいというのですか。
ガブガブ　人間が私たち動物を檻の中に監禁しても許される権利があるのか。あるとするなら私たち動物の尊厳を奪ってよいことになる。神はそれを許したのか。そのためにウシやブタやニワトリを監禁してそだててよいのかそこが問題だ。
キーキ　旧約聖書の創世記では、神はアダムにエデンの地上にあるものすべてを治めよといわれた。それは、他のものを治めると同時、他のものを護る義務を負わされていた。しかし神が治めるのを認めたのはエデンの園の中での話し。神から食べるなと言われた善悪を知る禁断の実を、へビが「目が開け善悪をしるようになる」と唆されたイブはその禁断の実を食べ、イブはアダムにも食べるよう促しアダムも食べた。それにより二人はエデンから追放され。神は「地はあなたのためにのろわれ、あなたは一生、苦しんでで地から植物を取る。地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、あなたは野の草をたべるであろう」。言われている。つまり、神は人間に全権を委任したのではない。しかし、人間は神から楽園追放という罰をうけたのにもかかわらず、エデンの園のときの特権を引き継いでいると勘違いし、義務の方を忘れてしまているのだ。さらに、技術を発展させたいまは、人間は神であると驕るようになている。
ガブガブ　まったく同感だ、私たちの動物の飼育に仕方はますます管理が徹底されて、私たちは感覚を感じないと考え飼育管理が徹底されているの。そのため、今まで以上に苦しみは辛く酷いものになっている。あらゆる生き物は生きる権利があるし、生きるために他の生き物の命を奪わないと自分の命をつないでいけない。また、自然のなかでは捕食者と捕食されるものがいるのは摂理だ。だが人間のする仕打ちはひど。飼育され一切の自由が奪われることに対して、私たち動物はそれに異をとなえることが許されてはずだ。
ラクラク　そうだ、私たちは監禁状態に置かれ一切の自由は剥奪されているのだ。さらに、人間の管理のマニュアルに当てはまらないと規格外だとして処分され殺されることもある。
キーキ　一番の問題は、私たち動物を始めから食べ物として、実験台としてしか見ていないことだ。特に畜産工場の経営者はウシやブタなどは金に見えるようだ。口では現場で私たちを世話し飼育する人に、アニマルウェルフェアの観点を遵守し虐待をするななどといているが、それなのにもっと生産性をあげろ効率をよくしろと従業員を叱咤している、それは従業員のストレスになり結果的に私たちを虐待することに降りかかっている。
ガブガブ　特に日本はアニマルウェルフェアが、欧米や外国と比べて法整備も消費者の意識も遅れている。日本の保守的な人の中に、権利を主張するには義務の履行も大切だとよく口にするが、動物に対しての義務を務めるのには消極的なようだ。欧米に比べて法整備が遅れ消費者の声もすくない。キリスト教では、「他のものを治める」ことを許されたが、仏教や八百万の神の神道の国で、動物を大切にしない考えが希薄なのはなぜだろう。
キーキ　日本は、屠殺を被差別部落と混同してタブー視して蓋をし続けるという人がいるが、それは嘘だ。韓国では日本と同様に「百丁」と被差別民が差別されて屠殺に罹らわされていた歴史があるが。韓国の動物保護法には、アニマルウェルフェアの「５つの自由」に準じた基本原則が明記されている。世界的に見ても日本は遅れている。「百丁」については、島崎藤村の「破戒」のように、鄭棟柱の「神の杖」がある。日本訳は解放出版社からでている。日韓の差別の歴史を知るにはこの二冊がある。
　日本は肉の輸出量が少ないからというがそれも違う、タイやブラジルも肉の輸出が多いわけではないが、畜産物の世界の潮流を捉えている。さらに、日本は今まであった、「動物保護及び管理に関する法律」が１９９９年に「動物の愛護及び管理に関する法律」に変わり、法律の愛護という名でペットを可愛がるように感じとられ曖昧になってしまった。一番は、お上の言うことに従うのがよいという風潮から、市民運動が高まらないことで、国や企業があまりきにしないし市民の監視がでいず企業のしたい放題になっている。杜先生、私たち動物の声を聞き多くの人に伝えてくださいよ。
杜先生　私が始めてアフリカに行ったとき、アフリカの王様が言っていた「一人の白人がやってきて、その男に大変親切にしてやった。ところが、その男は地面に穴をあけて金を掘り出し、象を殺して象牙をとり、ありがとうも言わずにこっそり自分の船で逃げ帰ってしまた。それいらい白人を入れないと」。と聞いたことがある。いまも、人間は動物よりも信用できないのは変わりないのか。もっといろいろ話を聞かせてくれ。
ミイヤ　動物実験に捨てイヌやネコが使われると言うが。確かに使われることもあるが、実際に実験台になる捨てイヌは極わずかで、マウスやラットと同様に専用に育てられたイヌが多い。始めから実験用に育てられるのでいわば無菌状態で飼育されている。しかも長期研究の動物は圧倒的にオスが多い、メスは発情期の体温変化があるの実験が不確定になるからだ。しかも、イヌはもともと人懐っこくなるよう進化したことが災いしている。実験用に飼育されたイヌはなおさら、実験に従順に従いどんな実験でも尻尾を振って飼育員や実験者にじゃれようとする。しかし、毎日実験のための薬を投与されその変化を記録されて、しだいに身体がその薬に冒されていき、最後は殺されると聞いたことがある。飼い猫である、わたしの毎日の幸せな暮らしと大違いです。イヌは人間に従順なのでそのようなことをされるが、ネコは人間に対して一定の距離を置き独立独歩であまり実験にされない。ただ三味線の御師匠さんの家の近くには近づかないように言われている。

ムル　また、２５００字が近づいてきたのでお茶にします。

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動物の権利福祉２
ムル　前回は動物の絶滅について話していただきました。人間が動物の絶滅に如何に荷担しているか、そしてそれは人間も自然の一部であるにもかかわらず、利己的な欲望からであること。また、家畜やペットや実験動物は自然のあるべき姿でなく、またその住んでいると言うか生かされている環境も、本来の生きる自然の環境と違う状況に閉じこめられていることを明らかにしていただきました。そこで、今回は、なぜ人間は動物を実験台にするのか、さらに動物の死の尊厳について述べていただければと思います。
ラクラク　わたしたちの本来住むべき環境はどのようなところか、ウシには乳牛や肉牛の区別つなど無いのです。しかし、私たち家畜のウシは産まれる前から決まっているのです。肉牛は２年ほどで屠に送られ殺される。乳牛はメスは妊娠させられ仔牛を産まされ産んだらすぐに我が子と引き離されてしまう。オスに産まれると肉牛として売られ安い品質の悪い肉として加工肉として屠殺される。私たちウシはよいが、鶏卵の孵化場でうまれたオスは、選別場ですぐに生きたままバケツに入れられ始めに入れられた雛は圧死してしまう。選別場によってはすぐに粉砕されたり窒息死場に入れられて殺される。産まれる前から運命は決まっているんだ。
ミイヤ　本来どのように過ごすのが理想的なのか。
　ウシは本来、草原で動き回っておいしい草をたべ、たくさん食べたら草原でしゃがんで、食べたものを胃から口に戻し反芻する。それを一日の大半で過ごす。しかし、多くの牧場というか牧畜工場では、酪乳も肉牛も狭いケージに閉じこめられるので、脚の力が衰えたっているのもつらい仲間もいる。これらは、ナチスのホロコーストより酷い。人間はそれを知っても知らなくてもそのような肉や牛乳を何ら気も止めずに食べて飲んでいるのだ。つまりそれを飲食する人も虐殺の同罪者といえる。
　ニワトリも本来は広いところを動き回り地面をつついて生活し、捕食動物に襲われるのを避けるために、高い止まり木に止まって休憩するが、殆どの鶏舎では狭いケージで身動きができない状態で過ごさなければならないようだ。ミイヤ　でも、人間の世話にならず自然界で過ごしていたら、日々の食べ物を見つけるのも大変だし、いつ捕食動物に狙われ殺され食べられるかわからにが、人間に飼われていたらその心配はない。
キーキ　なにを言っているのだ、ミイヤは殺される心配もないし自由に動くことができ移動もできる。しかし、われわれにはそれがないのだ。日本国憲法でも移動の自由は最優先で保障しているのに、家畜だからと実験動物だからといってそれを剥奪してよいものなのか。
　しかも、わたしたち実験動物は、何日も少しずつ毒を打たされたり食べさせられて、それによる変の過程をみられる。それも、一個体ではデータの信憑性がないので多くの仲間が実験台になり病気になる。そして何ら治療もされないで、実験が終われば消却処分として殺されていっているんだ。これを、ここの動物の生きる権利と尊厳をまったく蔑ろにしているとしか言えないではないか。
ガブガブ　ラクラク　そうだまったく、命ある私たち動物を物としか見ていない冷血奸だ。
ミイヤ　いやわたしの飼い主は、会話ロボットと話をよくするが、機械であるロボットに感情を移入してはなしている、人間は冷血奸でなないです。
キーキ　ますます持って冷血奸だ、ロボットはプログラムされた中で動いている、しかし、わたしたち動物には暖かい血が体のなかを流れ、感情も情動もあるがロボットにはそれがない。それにどうして感情移入できるのだろう。ミイヤさんの飼い主はミイヤさんに対してはそうだろうが、肉を食べたり牛乳を飲んだり玉子を食べたりしているんでしょう。それに対して罪悪感を持つことがあるのだろうか。
ミイヤ　わたしの飼い主のことを悪く言わないでください。
ガブガブ　ミイヤさんは飼い主がどんな仕事をしているか知らないと言っていたが、もし、保健所の犬猫の捕獲員あるいは、製薬会社の動物実験の仕事をしていたらどうです。会社では冷血なことをしていて、家に帰りあなたとあうと豹変してします、ジキルとハイドではないか。人間には多かれ少なかれそのようなところがある生き物だ。
　動物と話ができる杜立特先生や、聖フランチェスコ方修道士・明恵上人は、人間の今の動物の利用の仕方をどう考えるだろうか。
ラクラク　丁寧に扱ってくれる酪農家や畜産家もいるが、それらの人も初戦は私たちを、金の成るものとしか見ていない。アニマルウェルフェア取り組んで酪農家藻畜産家も純粋のウシに慈愛をもっているのではなく、そうしないと消費者に受け入れられないからであり、アニマルウェルフェアに取り組むことにより、自分のしているこの罪悪感を購い楽になりたいからだ。
ガブガブ　そう人間に言いたい、アニマルウェルフェアに消費者も生産者も取り組むのではなく、動物利用をやめることだ。
キーキ　人間が動物利用をやめると、いまの人間はたぶん人間は生きていけないだろう。たとえ菜食主義者になったとしても。一切動物を利用しないとなるとなにもできなくなるのだ。新薬の開発ができなくなり薬を使うことできる。化粧はできない、毛皮のコートはもちろん羊毛や絹の服もきれない、服などは石油由来のものしか使えなくなる。そうすると、いま問題になっている永遠の化学物質をさらに地球の地表を覆いつくし、マイクロプラスチック、ナノプラスチックの人新世をひどくしてしまし。これらの永遠の科学物質は分解しないので、地球のあらゆる生き物の体の中に蓄積されていく。つまり、人間の傲慢ないきかたは、もう引き返すことができなくなり、野生動物も自然の中で生きにくくしてしまうだろう。
ミイヤ　つまり、動物福祉を考えないことは、人間の絶滅だけでなく、動物の絶滅にもなり、地球の破壊になるとキーキさんは言うの。
ガブガブ　私たちは、肉食をやめろと言うのではない、植物工場での畜産や人間の身代わりの動物実験をするなといいたいのだ、それによりどれだけの動物の生きる権利を蔑ろにしているのか。あらゆる生物は何らかの有機体を食べることにより命を継いでいる。だから人間はウシやブタを食べるなとは言わない。また、できれば野生の動物を狩って食べるのがよい。人間の数が増えてそれを養うために動物を飼うなとは言わない、だが、動物をその天賦の権利を否定するような、劣悪な状態におくなと言いたいのだ。

ムル　また字数が多くなってしまったのでここでお茶にします。

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動物の福祉と権利
ムル　私たち動物の多くの仲間は、人間に利用されて用済みになったり、役に立たなくなったらゴミのように捨てられるというより廃棄されると言ってよいだろう。人間の胃袋に入れられるために育てられる仲間のその環境は、本来その動物が生きる環境とは、まったく違う環境の中でそだてられる。これは私たち動物への虐待と言える。実験動物のために育てられる仲間もしかりである。野生動物の生息地を人間は動物から奪い続け、野生動物保護区だといって収容所をつくて閉じこめよとする。また、今まで地球上にあらわれた生き物の多くは絶滅しているのだが。それは自然の生存に適応できなく淘汰されてしまって絶滅してしまった動物は数多くいる。しかし、人間が文明というものを持つようになてから、人間が多くの動物を絶滅の追いやる要因の加害者となっている。ここに集われている、実験チンパンジーのキーキさん、動物実験のガブガブさん、人間に飼われているミイヤさん、これらの現状を動物の生きる自然権と動物福祉の観点からどのように思われていますか。
キーキ　非常に重い話でここいる三匹だけで話を出してよいものかと思う。ウシのドナさんかブタのダブダブさんを呼んではどうだろうか。
ムル　そうですね。杜先生どうですか。
杜先生　そうだな、では、乳牛のラクラクさんはどうだろうか。
ムル　ではラクラクさんに来ていただこうと思います。
ミイヤ　ところで、絶滅につてですがわたしの飼い主の本棚に「不思議の国のアリス」の本に、ドードー鳥の挿し絵が載っていっる。このドードー鳥はいまは絶滅していない。
　ドードー鳥はアフリカ東部のインド洋浮かぶモーリシャスにいた鳥だが、人間がモーリシャス島に入ってから、１５０年程で絶滅してしまった。絶滅の原因はドードー鳥は空を飛べない鳥で、それまで捕食動物がいなかたため、警戒心が無かった。それにより、人間が捕食したり観賞用にと乱獲さら、さらに人間により持ち込まれたブタやネズミなどにより巣が荒らされたことによると見られている。しかも、このドードー鳥の詳しい記録や剥製が残っていない。「不思議の国のアリス」の挿し絵はずんぐりとした鳥に描かれているが、最近の研究ではそうではないのではないかと見られている。このように絶滅してしまっては、今までその生き物が生きていた痕跡すらあいまいになってしまう。
　いままで、絶滅した生き物、動物や植物や昆虫などは数多くある。それは進化のなかでの自然淘汰により絶滅していく摂理なのだが、ドードー鳥は明らかに人間の活動により絶滅の原因によるものだ。このように人間により絶滅していった生物は数多くある。今後もますます絶滅する種の数は増えていくとみられているようだ。
キーキ　しかし、人間は愚かだ、地球上に様々な種が生きて生活しているが、それはそれらが共存して互いに影響しあって支え合って初めて存続できていることを忘れているのだ。
ミイヤ　わたしの飼い主のもっているＣＤに、イギリスに昔から伝わる童謡の「マザーグース」があるが、そのなかに『ハンプティ・ダンプティ』がある。このハンプティ・ダンプティの挿し絵には、卵のような王様の絵になっている。イギリス人は皆しっているが、知らない人は奇異に思える。この童謡のもとになったのは昔からのなぞなぞ話からだと言われている。話は、たまごは一度壊れるとどんなに力を尽くしても元に戻せないという謎が掛けれれている。マザーグースの歌では擬人化されて王様になっている。これもルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』の挿し絵の影響が大きく壊れたものは元に戻せないちいうメッセージが・・・・。
キーキ　そうなのか、前々から変な歌だと思っていたこれで謎がとけた。一度絶滅したものは復活できない。ジュラシックパークのように、琥珀の中の遺伝子情報を元に絶滅生物を復活させる話はＳＦの世界だけだ。
ミイヤ　まったくそうだ。だけど最近はＤＮＡの解読技術がすすみ、化石からも解読できるようになり、さらにその解読情報を今生きている生き物の細胞を使って再現できないかと試みようとしている研究者もいるときく。神をも畏れぬものだ。
キーキ　その神をも畏れぬ所業が、動物の権利や福祉を無視し、人間の活動により多くの動物が絶滅していっているのだ。神から動物を支配するよう託されたので何をしてもよいと勘違いをしているのだ。神から託されたのは地球上のあらゆるものの僅の一部の調整をしてもよいと許されただけで、人間の都合のよいように調整してもよいとうのではない。人間はそれがわかっていないのだ。
ムル　乳牛のラクラクさんが今来られました。ラクラクさん一言どうぞ。
ラクラク　非常に難しい話をされているのですね。ここいる動物はみなそうなのだが、長い年月人間の目的にあった都合のよいように改良されてしまっている。改良とは人間の言い分で、私たち当の動物からいわせるとそれは虐待でり改悪なのだ。本来それぞれがあるべき野生の本能を消え去られてしまっているんだ。イヌやネコの種の本来のあるべき野生は絶滅してしまっている。イヌは典型的で人間に従順になるように長い年限つをかけてその性質を改変させれれてしまい。オオカミの子孫であるイヌはもうこの地球にいないといってもよい。私たちの乳牛もそうだなんだ、家畜化されたブタもウシもニワトリも他の動物も本来の姿を奪われてしまっているんだ。

ムル　また文字数も多くなったし、ラクラクさんが来て一言のべられたので、ここでお茶にします。

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先日明恵上人の話をがでてきた。明恵上人については、能の曲のなかに、明恵上人が登場してくるものがある。『春日龍神』

話の内容は、次のようなものだ。
　唐・天竺への旅を決意した明恵上人は、春日大社に参詣する。そこへ現れた老神職は、明恵が春日明神からの信頼厚い人物でので、釈尊滅後の今においては春日の地こそが聖蹟・霊鷲山にも相応しき仏法の聖地であると説き、唐への出立を思い留まるよう諌める。それにより、妙計は唐への旅の中止を決意する。老神職は「三笠山に釈尊一生涯の物語を映し出そう」と告げ、姿を消してしまう。
やがて、三笠山は金色の光を放ち、仏の説法の場が現出し、春日の里に集結し、法会の座を荘厳する龍神たち。この奇蹟を前に、遂に明恵は旅の中止を宣言すると、龍神は猿沢池から天への帰ってゆく。


場所　春日龍神
ワキ　明恵上人
ワキツレ　従僧２-３人
シテ　尉宮守
後シテ　龍神
間狂言　社人

ワキ、ワキツレ二人次第「月の行方も其方ぞと。月の行方も其方ぞと。日の入る国を尋ねん。
ワキ詞「是は栂の尾乃明恵法師にて候。我入唐渡天の志有るにより。御暇乞の為に春日の明神に参らばやと思ひ。只今南都に下向仕り候。
道行三人「愛宕山。樒が原をよそに見て。樒が原をよそに見て。月に・双{ならび}の岡乃松。緑の空も長閑なる都の山を跡に見て。これも南の都路や。奈良坂越えて三笠山。春日の里に着きにけり春日の里に着きにけり。
シテ一セイ「晴れたる空に向へば。和光の光。あらたなり。
サシ「それ山は動かざる形を現じて。古今にいたる神道を現し。里は平安の巷を見せて。人間長久の声満てり。真に御名も久方の。天の児屋根の世々とかや。
下歌「日に立つかげも鳥居の二柱。
上歌「御社の。誓もさぞな四所の。四所乃誓もさぞな四所乃誓もさぞな。神の代よりの末受けて。澄める水屋の御影まで塵に交はる・神ごころ。三笠の森の松風も。枝を鳴らさぬ。気色かな枝を鳴らさぬ気色かな。
ワキ詞「いかにこれなる宮つ子に申すべき事の候。
シテ「や。これは栂の尾の明恵上人にて御座候ふぞや。只今の御参詣。さこそ・神慮に嬉しく思し召し候ふらん。
ワキ「さん候只今参詣申す事余の儀にあらず。我入唐渡天の志あるにより。御暇乞のために只今まゐりて候。
シテ「これは仰にて候へども。さすが上人の御事は。年始より四季折々の御参詣の。時節の少しの遅速をだに。待ち兼ね給ふ神慮ぞかし。されば上人をば太郎と名付け。笠置の解脱上人をば次郎とたのみ。左右の眼両の手の如くにて。昼夜各参の擁護懇なるとこそ承りて候ふに。日本を去り入唐渡天し給はん事。いかで神慮に叶ふべき。ただ思し召しとまり給へ。
ワキ「実に／＼仰せはさる事なれども。入唐渡天の志も。仏跡を拝まんためなれば。何か神慮に背くべき。
シテ「これ又仰とも覚えぬものかな。仏在世の時ならばこそ。見聞の益も有るべけれ。今は春日の御山こそ。即ち霊鷲山なるべけれ。其うへ上人初参の御時。奈良坂の此手を合はせて礼拝する。人間は申すに及はず心なき。
地歌「三笠の森の草木の。三笠の森の草木の。風も吹かぬに枝を垂れ。春日山野辺に朝立つ。鹿までも。皆ことごとく出で向ひ。膝を折り角を傾け上人を礼拝する。かほどの奇特を見ながらも真の浄土は何処ぞと。問ふは武蔵野の。果しなの心や。ただ返すがえす我が頼む。神のまにまにとゞまりて。神慮をあがめおはしませ神慮をあがめおはしませ。
ワキ詞「尚々当社の御事委しく御物語り候へ。
シテサシ「然るに入唐渡天といつぱ。仏法流布の名を留めし。
地「古跡を尋ねんためぞかし。天台山を拝むべくは。比叡山に参るべし。五台山の望あらば。吉野筑波を拝すべし。
シテ「昔は霊鷲山。
地「今は衆生を度せんとて。大明神と示現し。此山に宮居し給へば。
シテ「即ち鷲の。御山とも。
地「春日の御山を。拝むべし。
クセ「我を知れ。釈迦牟尼仏世に出でて。さやけき月の。世を照らすとはの御神詠もあらたなり。然れば誓ある。慈悲万行の神徳の。迷を照らすゆゑなれや。小機の衆生の益なきを。慈しみ給ふ御姿。瓔珞。細軟の衣を脱ぎ。麁弊の。散衣を着しつゝ。四諦の御法を説き給ひし鹿野苑もこゝなれや。春日野に起き臥すは鹿の苑ならずや。
シテ「其外当社の有様の。
地「山は三笠に影さすや。春日そなたに。現れて。誓を四方に春日野の。宮路も末あるや曇なき西の大寺月澄みて。光ぞまさる七大寺。御法の花も八重桜の。都とて春日野の春こそ長閑けかりけれ。
ワキ詞「実に有難き御事かな。即ちこれを御神託と思ひ定めて。此度の入唐をば思ひ留まるべし。さて／＼御身は如何なる人
ぞ。御名を名乗り給ふべし。
シテ詞「入唐渡天をとゞまり給はゞ。三笠の山に五天竺を写し。摩耶の誕生伽耶の成道。鷲峰の説法。
地「双林の入滅まで悉く見せ奉るべし暫くこゝに待ち給へと。ゆふしでの神の告。我は時風秀行ぞとてかき消すやうに。失せにけりかき消すやうに失せにけり。

中入間「。

ワキ、ワキツレ二人歌待謡「神託まさにあらたなる。神託まさにあらたなる。声の内より光さし。春日の野山金色の。世界となりて草も木も仏体となるぞ。不思議なる仏体となるぞ不思議なる。
早笛「。
地「時に大地。震動するは。下界の龍神の参会か。
後シテ「すは。八大龍王よ。
地「難陀龍王。
シテ「跋難陀龍王。
地「娑伽羅龍王。
シテ「和修吉龍王。
地「徳叉迦龍王。
シテ「阿那婆達多龍王。
地「百千眷属引き連れ／＼。平地に波瀾を立てゝ。仏の会座に出来して。御法を聴聞する。
シテ「其ほか妙法緊那羅王。
地「また持法緊那羅王。
シテ「楽乾闥婆王。
地「楽音乾闥婆王。
シテ「婆稚阿修羅王。
地「羅・(目＋候)阿修羅王の。恒沙の眷属引連れ引連れ。これも同じく坐列せり。龍女が立ち舞ふ波欄の袖。龍女が立ち舞ふ波欄の袖。白妙なれやわだの原の。払ふは白玉立つは緑の。空色も映る海原や。沖行くばかり。月の御舟の。佐保の川面{かわづら}に。浮み出づれば。
シテ「八大龍王。
舞働「。
シテ「八大龍王は。
地「八つの冠を傾け。所は春日野の。月の三笠の雲に上り。飛火の野守も出で見よや。摩耶の誕生。鷲峰の説法。双林の入滅。ことごとく終りてこれまでなりや。明恵上人さて入唐は。
ワキ「とまるべし。
地「渡天は如何に。
ワキ「渡るまじ。
地「さて仏跡は。
ワキ「尋ぬまじや。
地「尋ねても尋ねても。此上嵐の雲に乗りて。龍女は南方に飛び去り行けば。龍神は猿沢の池の青波蹴立て／＼て。其丈千尋の大蛇となって。天に群がり。地に蟠りて池水を返して。失せにけり。

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